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不思議の国の宮沢賢治 天才の見た世界
¥1,602
ファンタジックな感覚を持ち、体験していた宮沢賢治の心の世界へ、天才の研究で著名な精神科医が招待する。その世界は共感覚、幻視、千里眼などにわたり、人間ができる体験領域を広げてくれる。 ■商品の目次 第1部 宮沢賢治の光と影 第2部 不思議の国の宮沢賢治 第3部 精神の危機 第4部 天才の体験領域と創造性 ■著者プロフィール 福島章 1936年、東京生まれ。東京大学医学部卒業、医学博士。専攻は精神医学。東京医科歯科大学助教授を経て、上智大学心理学科教授となる。主な著書に『宮沢賢治』『天才』(講談社)、『犯罪心理学入門』(中央公論社)など多数がある。 46判 ページ数 216 発売日 1996/01/01 ISBN 9784531062867
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パリ憂国忌
¥1,676
三島由紀夫自決後、ヨーロッパに猛然と吹き荒れた三島論争とは何か? 滞仏11年に及ぶ著者の克明な分析とともに、東西文明間の“接点と相克”を解明する異色の三島由紀夫論。 ■商品の目次 第一部 超新星の誕生 第一章―フランスの戦慄 1 予兆 2 セーヌ河にどんぶり… ほか 第二章―第一回パリ憂国忌 1 凱旋門のかたわらに 2 慟哭したフランドル詩人 ほか 第二部 龍よ、目覚めよ! 第一章―苛烈なる啓示 1 予言者、故郷に入れられず 2 知られざるフランスの靖国神社 ほか 第二章―パリ=ローマの論争 1 皇太子殿下の問い 2 手繰られた「市ヶ谷」の因縁 ほか 第三部 幻影の対話 第一章―別の文明に向かって 1 日本の昼、西欧の夜 2 拒否と肯定としての自刃 ■著者プロフィール 竹本忠雄 昭和7年、大阪に生れる。東京教育大学大学院でフランス文学を専攻。昭和38年、仏政府給費留学生として渡仏、ジャン・グルニエ教授のもとで美学を修める。滞仏11年間、講演と美術展組織をもって広くヨーロッパに日本文化を紹介する。昭和55年、フランス政府より文芸騎士勲章を受章。パリ大学講師、筑波大学教授、コレーシュ・ド・フランス客員教授を経て、現在、筑波大学名誉教授、(社)倫理研究所客員教授。 46判 ページ数 288 発売日 1981/01/01 ISBN 9784531061167
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旅と絵でたどる 万葉 心の旅
¥2,515
万葉集には、古代日本に生きた人々の息吹きがあふれている。そのみずみずしさは時代を超えて、わたしたちの胸をうつ。 青森県の竜飛岬から鹿児島県黒ノ瀬戸までの、万葉の秀歌が詠い上げられたゆかりの地57ヶ所を、五年の歳月をかけて訪ね、その地に立った感懐を、詩情豊かな文章と現地を彷彿とさせる絵で描き上げた独創的な万葉の旅随想。前著『万葉の道』の続編。地図付きでガイドブックにも最適! 好評姉妹書 『旅と絵でたどる 万葉の道』 商品の目次 はじめに/『万葉 心の旅』取材地/ 皇室・皇族系図 万葉黎明―泊瀬朝倉― (奈良県)/ 王陵の谷(大阪府) 斑鳩の道(奈良県)/ 長安の春(中国) 続長安の春(中国)/ 続々長安の春 (中国) 淡海湖愁(滋賀県)/ 山科鏡山陵(京都府) 竜飛追想(青森県)/ 筒城宮今昔 (京都府) 磐姫望郷(奈良県)/ 処女塚哀感(兵庫県) 多胡の恋(群馬県)/ 千曲川流離(長野県) 巨勢の春野(奈良県)/ 飛鳥大原の里(奈良県) 真弓の岡(奈良県)/ きみがよ(静岡県) みをつくし(静岡県)/ 安達太良山(福島県) 伊香保霧想(群馬県)/ 薩●(さった)峠(静岡県) 橘の道 (奈良県)/ 人麻呂巡歴(島根県) 続人麻呂巡歴(島根県)/ さざん花の宿(東京都) 角島の瀬戸(山口県)/ 筑波爛漫(茨城県) あをによし(奈良県)/ 釆女哀嘆(奈良県) 伊勢の海(三重県)/ 伊良湖茫洋(愛知県) 西の京驟雨(奈良県)/ 明日香檜隈―キトラ古墳に思う―(奈良県)明日香南渕山(奈良県)/ 日向黄楊櫛(奈良県) 足柄古道(神奈川県)/ 武蔵野(埼玉県) ほかひびと(東京都)/ 恭仁京春幻(京都府) 宇治川(京都府)/ 高の槻群(京都府) 月夜野浪漫(群馬県)/ 妹山背山(和歌山県) 岩代結び松(和歌山県)/ 和歌の浦(和歌山県) 名張の山(三重県)/ 壱岐残想(長崎県) 志賀島(福岡県)/ 伊予春景(愛媛県) 讃岐鎮魂(香川県)/ 淡路島雨情(兵庫県) 薫風塩田平(長野県)/ 八代水島(熊本県) 黒ノ瀬戸(鹿児島県)/ 久住山惜別(大分県) 麦秋オーヴェール(フランス)/ 養老醴泉(岐阜県) 住吉万葉幻想(大阪府)/ 天の香具山(奈良県) おわりに/ 参考文献/ 収録万葉集歌索引/ 万葉集関連年表 著者プロフィール 永井郁 1930年、長野県飯田市生まれ。49年、多摩美術大学洋画科入学。絵画とともにグラフィックデザインも手掛け、54年東京日日新聞(現毎日新聞)全国観光ポスター展一位、62年毎日新聞企業広告賞、68年全国パッケージ展で受賞など、グラフィックデザイン界の草分け的存在として活躍。日本航空の鶴のマーク、昭和天皇ご訪欧時の機内食メニューなどを手掛けつつ、世界各地を取材。画家としても各種の個展を東京・長野などで開催。著書に『万葉の道』(日本教文社刊)があり、現在、月刊誌『白鳩』誌(日本教文社刊)にて「古今吟遊」を連載中。 46判 ページ数 344 ISBN 9784531063673
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昭和天皇論・続
¥1,815
昭和天皇を深く敬愛する著者が、昭和天皇の御不例から崩御、新天皇の践祚までを辿り、その類稀なる御事蹟を振り返る。昭和の意味と平成日本のあるべき姿を提示する、示唆に富む評論集。 ■商品の目次 第一部 苦悩する神・昭和聖帝 「開かれた皇室」論の妄を弁ず 国体の支柱としての「昭和の精神」 第二部 皇位継承儀礼の改変を嘆ず 大嘗祭の国際的並に今日的意義に就て 第三部 国民の歴史としての昭和史 ■著者プロフィール 小堀桂一郎 昭和8年東京に生まれる。昭和33年東京大学文学部を卒業。比較文学比較文化専攻。『宰相 鈴木貫太郎』(文藝春秋)で大宅壯一ノンフィクション賞受賞。他の著書に『若き日の森鴎外』(東京大学出版会)『鎖国の思想』(中央公論社)『古典の知恵袋』(講談社)『戦後思潮の超克』『昭和天皇論』(日本教文社)等がある。 46判/上製 ページ数 252 ISBN 9784531015139
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名文と悪文 ちょっと上手な文章を書くために
¥1,813
巧いと言われる文章を書くには、まず、名文をよく読むこと、そして、ちょっと気取って書くこと… 上手な文章を書くためのノウハウを古典から現代文までの豊富な例文をもとに解説する。 ■商品の目次 第1章 文章よしあし 第2章 文章鍼治療 第3章 列挙・連ねの醍醐味 第4章 工夫は罪悪か 第5章 文章と人柄 第6章 気取りといふこと 第7章 国文学者の悪文 第8章 短文信仰を打ち破れ 第9章 改竄出版の怪 第10章 翻訳の贋造日本語 ☆ これだけは忘れたくない文章心得あれこれ ■著者プロフィール 萩野貞樹 昭和14年秋田県生まれ。同39年一橋大学を卒業。同45年論文で月刊文法賞を受賞。同46年評論で自由新人賞を受賞。主な著書に『範例による文章表現』『実用漢字熟語集』(ともに双文社出版)等がある。 46判 ページ数 248 ISBN 9784531019526
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日本語よどこへ行く
¥1,815
戦後の国語改革がもたらした弊害とは!? 新人類作家の奇妙な文章、間違いだらけの国語辞典などに焦点をあて、日本語はなぜ乱れたのか、本来どう有るべきなのかを考える激辛日本語論。 ■商品の目次 第1章 日本語考現学 第2章 新人類作家の日本語 第3章 国語改革 第4章 日本語軽視 第5章 国語辞典を読む 第6章 日本語と国際化 第7章 差別用語 第8章 「拝復『朝日新聞社』殿」 第9章 森鴎外の国語観 ■著者プロフィール 土屋道雄 昭和10年長野県生まれ。同35年から16年間、国語問題協議会の主事として「國語國字」の編集に当たる。同39年、評論で自由新人賞を受賞。主な著書に『漢字の常識が身につく本』(三笠書房)『ことわざ活用辞典』(池田書店)等がある。 46判 ページ数 248 発売日 1992/01/01 ISBN 9784531019533
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無門関解釈
¥4,400
古来から「禅宗第一の書」といわれ、あまたの真理を秘めながら、いぜん近寄り難い書として今日に伝わる『無門関』に日本的新解釈を与え、単刀直入、読者を真理の奥殿にいざなう。 ■商品の目次 第一則 趙州狗子 第二則 百丈野狐 第三則 倶胝堅指 第四則 胡子無鬚 第五則 香嚴上樹 第六則 世尊拈花 第七則 趙州洗鉢 ■著者プロフィール 谷口雅春 「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。 A5判 ページ数 378 ISBN 9784531050147
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近代知識人の天皇論
¥2,750
加藤弘之、福沢諭吉、中江兆民、徳富蘇峰、和辻哲郎など代表的近代知識人20名の天皇論アンソロジー。明治・大正・昭和各時代の思潮との関わりの中で、天皇論の軌跡をたどる。 ■商品の目次 概説 近代知識人の天皇論 加藤弘之『国体新論』 長谷川昭道『立憲政体頑見』 板垣退助『自由党の尊王論』 福沢諭吉『帝室論』 中江兆民『平民の目さまし』 犬養毅「憲法発布」・「憲法発布第一周年ノ頌辞」 和辻哲郎『尊皇思想とその伝統』 ほか ■著者プロフィール 石田圭介 大正14年福岡県に生れる。昭和24年東京大学文学部卒業。国文学・日本思想史専攻。現在、財団法人中央教育研究所評議員、神社新報論説委員。主な著書に『神武天皇論 宮崎神宮史』(神社新報社)、『むなかたさま その歴史と現在』(宗像大社)、『評論集歌徳』(桃の会)、『戦後の天皇擁護論』(日本教文社)等がある。 46判 ページ数 400 発売日 1987/01/01 ISBN 9784531061709
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創り出すこころ
¥2,030
草木染の和紙で下書きなしの簡略化された美を作る「草絵」──その草絵創始者として世界に知られた著者が草絵誕生の契機となった幼少時の想い出や人生の妙味と芸術の真髄を語る。 ■商品の目次 つれづれに 創り出すこころ 感応道交 外国への旅 無畏城 ■著者プロフィール 妣田圭子 大正元年、大阪に生まれる。大正14年、大阪府立清水谷女学校入学。卒業後、大阪毎日新聞社学芸部嘱託。戦後、大本山小野隨心院で得度。草絵創始。世界各地で毎年草絵展開催。昭和35年より三越本店にて、昭和51年より東京セントラル絵画館にて毎年個展開催。平成2年、財団法人サントリー文化財団より「サントリー地域文化賞」をうける。 46判 ページ数 270 発売日 1991/01/01 ISBN 9784531062256
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日米知ってるつもり大論争
¥1,388
意外と知らないアメリカ人とニッポン人… 両国間の深いミゾを埋めるべく、親米家と親日家が本音で討論! おしぼり、お皿など素朴な話題で楽しく読める、日米比較文化論。 ■商品の目次 なぜアメリカはここまで弱くなったか 西洋の神様と日本の神様 日本の国際化、ここが問題 世界は日本化する!? ■著者プロフィール 加瀬英明 (かせ・ひであき)昭和11年東京に生まれる。慶応義塾大学経済学部、エール大学・コロンビア大学に学ぶ。その後、『ブリタニカ国際大百科事典』の初代編集長を経て、現在評論家。主な著書に『個性の時代』(講談社)『天皇家の戦い』(新潮社)『イスラムの発想』(共著・徳間書店)『新しい世界が生まれる』『宮中晩餐会』(日本教文社)等多数ある。 ギルバート,K.S.(ケント・S) 1952年アイダホ州に生まれ、のちユタ州に移る。ブリガムヤング大学大学院で法学博士号、経営学修士号を取得。1971年モルモン教の宣教師として初来日、80年には企業の法律コンサルタントとして再来日。仕事の傍ら、タレントとしてテレビ、ラジオでも活躍。主な著書に『ボクが見た日本国憲法』(PHP研究所)ほか多数がある。 46判 ページ数 242 発売日 1993/01/01 ISBN 9784531062393
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宮中晩餐会 お言葉と答辞
¥4,058
日本の独立回復から平成4年までに訪日した外国元首は57か国・延べ80名に及ぶ。本書は、そのつど開かれた歓迎晩餐会での天皇陛下のお言葉と元首の答辞を、豊富な写真とともに全収録。 ■商品の目次 宮中晩餐会基礎知識 1〜8 宮中晩餐会エピソード 1〜12 ■著者プロフィール 加瀬英明 (かせ・ひであき)昭和11年東京に生まれる。慶応義塾大学経済学部、エール大学・コロンビア大学に学ぶ。その後、『ブリタニカ国際大百科事典』の初代編集長を経て、現在評論家。主な著書に『個性の時代』(講談社)『天皇家の戦い』(新潮社)『イスラムの発想』(共著・徳間書店)『新しい世界が生まれる』『宮中晩餐会』(日本教文社)等多数ある。 A5判 ページ数 436 発売日 1993/01/01 ISBN 9784531062447
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昭和天皇
¥3,353
未曾有の国難におかれた日本を身命にかけて護り給うた昭和天皇の御生涯を、その時々のお言葉を中心に、側近の手記、新聞記事などによって、生き生きとよみがえらせた画期的昭和天皇伝。 ■商品の目次 ご降誕 ご命名の儀 ご少年のころ 立太子礼・ご婚約 ヨーロッパご外遊 摂政におつきに 関東大震災のとき ご成婚 ご践祚 昭和と改元 皇祖の「齋庭の穂」の勅をご実践 ご即位の大礼 大嘗祭 ご即位を祝う荒天下の分列式 「昭和の動乱」の開始 満州事変勃発 上海事変に際して 国際連盟脱退 皇太子殿下ご誕生 軍部を戒められる 天皇機関説論争のとき 二・二六事件のとき 支那事変 陸軍の政治介入についてのご懸念 日独伊三国同盟へのご懸念 戦争回避へのご努力の日々 日本、米英に宣戦布告 戦争の早期終結への努力をご要望 戦後のご聖断 マッカーサーの骨のズイまでもゆり動かしたお言葉 伊勢神宮へ終戦ご奉告 靖国神社臨時大招魂祭へご親拝 新日本建設の詔書 食料事情に関するご放送 日本国憲法を公布 昭和天皇に戦争責任はない 全国をご巡幸 外国とのご親善 ご訪欧 ご訪米 皇太后陛下のご内助 ご闘病 崩御 ご大喪 武蔵野ご陵 ご著書 御製 秘話でつづる昭和天皇の思い出 昭和天皇 敬慕! 鑽仰! ご年譜 ■著者プロフィール 出雲井晶 作家・日本画家。日本画家として日仏現代美術展、パリ・ル・サロン展など入選多数。著書に「花かげの詩」(中央公論社)、「虹の家」「地図にない村」(日本教文社)等があり日本文芸大賞女流文学奨励賞、池内祥三文学賞を受賞。日本文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員。 昭和聖徳記念財団 A5判 ページ数 485 発売日 1996/01/01 ISBN 9784531062829
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万葉の道 日本人の原風景を求めて
¥2,305
額田王、大津皇子、大伴家持…万葉人が詠う愛と喜び、そして悲しみのあとを、北は宮城県多賀城から南は福岡県太宰府まで訪ね歩き、日本人の心の原風景を絵と文で描く感動の万葉随想。 ■好評姉妹書『旅と絵でたどる 万葉 心の旅』 ■商品の目次 明日香風/山の辺逍遥/藤白悲愁/蒲生野幻想/近江残照/吉野紀行/続吉野紀行/二上挽歌/続二上挽歌/飛鳥徊想/吉隠悲愴/高円萩景/阿騎野炎/蘇州旅情/五條懐古/飛鳥拾遺/松浦夢幻/女帝撩乱/続女帝撩乱/新薬師寺/平群菊径/歌姫秋霖/暗越奈良街道/斎王孤愁/シナイ黎明/手児奈哀憐/鎌倉春日/湖西旅愁/わかれみち/和束杣山/百済歴訪/続百済歴訪/筑紫遙々/続筑紫遙々/鞆慕情/室の津有情/越前哀歌/荒都無残/続荒都無残/鹿島立ち/神の御坂峠/海行かば/越中蒼空/若狭恋歌/多摩河畔随想/伊豆の海/天平落日/因幡国庁/多賀城追憶/甘橿丘 ■著者プロフィール 永井郁 1930年、長野県飯田市生まれ。49年、多摩美術大学洋画科入学。絵画とともにグラフィックデザインも手掛け、54年東京日日新聞(現毎日新聞)全国観光ポスター展一位、62年毎日新聞企業広告賞、68年全国パッケージ展で受賞など、グラフィックデザイン界の草分け的存在として活躍。日本航空の鶴のマーク、昭和天皇ご訪欧時の機内食メニューなどを手掛けつつ、世界各地を取材。画家としても各種の個展を東京・長野などで開催。著書に『万葉の道』(日本教文社刊)があり、月刊誌『白鳩』誌(日本教文社刊)にて「古今吟遊」を連載。 46判 ページ数 288 発売日 1997/01/01 ISBN 9784531062959
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『日本の瀬戸際』 沈没する日本 浮上する日本
¥1,466
先行きに大きな不安を抱く“瀬戸際”の世界と日本。 すでに行き詰まりを見せている欧米主導の世界システム。それに替わる新たな世界ヴィジョンは、欧米でもない、アジアでもない、日本の文化と伝統の中にあった。 ベストセラー『スカートの風』『日本嫌いの日本人へ』の著者が、日本人も知らない日本の可能性を世界に向けて発信する。 ■商品の目次 ◎「日本人は模倣しかしない」は大嘘 ◎「正しさ」よりも「美しさ」を求める日本人 ◎外来の文物はこうして日本化される ◎日本人の自己主張の弱さが意味するもの ◎間を取り合う日本の社会 ◎すべてに神が宿るという日本のソフトアニミズム…他 ■著者プロフィール 呉善花 1956年韓国済州島に生まれる。韓国女子軍隊経験を持つ。1983年来日。大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程、(北米地域研究)を修了。現在、評論家。拓殖大学国際開発学部教授。著書に、『日本の瀬戸際』(日本教文社)、『女帝論』(PHP研究所)、『攘夷の韓国 開国の日本』(文芸春秋、第五回山本七平賞受賞)のほか、『私はいかにして「日本信徒」となったか』『日本が嫌いな日本人へ』(PHP文庫)など多数。 46判 ページ数 240 発売日 1999/01/01 ISBN 9784531063246
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石仏を彫る 悠久の祈りを込めて
¥2,934
大英博物館、延暦寺、高野山、東大寺、永平寺、三井寺から野の仏まで―― 石仏彫刻界の気鋭が綴る代表作、百余体の写真二百余枚と感動的なエピソードを交えた建立記。 ★世界初、原石から完成までの連続写真も一挙公開! ■商品の目次 胎蔵界大日如来座像 金剛界の大日如来座像 天台大師座像 伝教大師座像 伎芸天胸像 童子六地蔵菩薩像 来迎阿弥陀如来立像〈来迎弥陀三尊の主尊〉 玉鳳寺美遥観世音菩薩立像 子供六人付き水子地蔵倚像 コラム1 石の中から仏を迎える 弥勒菩薩半跏思惟像 炎玉観世音菩薩立像 〔ほか〕 ■著者プロフィール 長岡和慶 昭和30年北海道滝川市に生まれる。高校卒業後、石仏師の兄の薦めで石仏彫刻の世界に入る。以来、五百余体の石仏を世に送る。そのうちの代表作は大英博物館に収蔵され、延暦寺、高野山、東大寺、永平寺、三井寺から野の仏まで悠久の祈りを込めた石仏を建立し続けている。 46判 ページ数 400 発売日 2001/01/01 ISBN 9784531063543
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歴史の心理学 日本神話から現代まで
¥1,676
お馴染みの日本史も、角度を変えて見ると、全く違ったものが見えてくる。ヤマトタケル、聖徳太子、空海、信長、秀吉、家康、慶喜、龍馬など、歴史に名を残した人々の人物像や、史上に残る大事件の背景に、心理学の立場から迫る。人々の「心」と出来事が、21世紀を生きるあなたに、生きた範例を示し、学ばせてくれる。 商品の目次 1 古代――神話と女性原理の時代 「妹の力」に守られたヤマトタケル 「和の心」を尊んだ聖徳太子 奈良朝の政争と御霊信仰……ほか 2 中古――新しい仏教の誕生と女性文化の時代 空海の「求聞持法」による創造性開発 『源氏物語』にみる因果応報の理 藤原道長と「往生」の体験 3 中世――仏教の民衆化と男性原理の時代 男性原理の体現者・北条政子 「建武の中興」の精神医学 足利将軍家の怪物たち……ほか 4 中世――群雄割拠と一族相剋の時代 織田信長の魅力と恐怖 明智光秀と「本能寺の変」の心理ドラマ 戦国武将の運命と食生活……ほか 5 近世――鎖国下のパックス・トクガワーナ 徳川家康の「気配り政治」 江戸の「犯科帳」にみる犯罪と「心の病」 『近世畸人伝』にみる江戸の女性たち……ほか 6 近世――開国から維新へ 幕末の男たちを支えた「妹の力」 「ええじゃないか」と明治維新 大政奉還と徳川慶喜の心理……ほか 7 近代――新しい時代の変動のなかで 戊辰戦争と会津の女性たち 精神医学からみた維新の英傑たち 「明治一代女」と女性犯罪者たち 8 現代――日米関係 心の風景 日米関係の精神分析 「玉砕」と「海行かば」――暗い想念が生んだ敗戦 著者プロフィール 小田晋 筑波大学名誉教授、帝塚山学院大学教授、国際医療福祉大学大学院客員教授。医学博士。専門は精神病理学、犯罪精神医学。精神科の臨床医として数多くの症例を手がける一方、多くの犯罪者の精神鑑定を行う。マスコミへの硬派の提言でも知られている。著書に『日本の狂気誌』(講談社)、『「世紀末日本」の精神病理』(文藝春秋)、『暮らしの心理学』(日本教文社)など多数。 46判 ページ数 288 発売日 2001/05/01 ISBN 9784531063574
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日本オリジナルへの旅 伝統技芸の現場を訪ねて
¥1,466
韓国の優れた比較文化論者が日本文化の深い杜に分け入った日本オリジナルへの旅とは 日本の伝統工芸や伝統芸能の発祥の地を訪ねて、日本文化の精神的な源泉を探る。目に見えないものへの畏敬と移ろいゆく自然との一体感、もののあわれなど、日本人の持つ繊細な感性、感受性など、一見はかないプリミティブな精神性こそが、日本文化の根底を連綿として支えてきたのではないかと、著者は驚きと賛同をもって指摘する。 日常生活の中に溶け込んでいて日本人が当たり前だと思っている生活様式、ものの考え方などを異文化の鏡に照らしたとき、自然との共生、異教や他民族を排斥しない協調性、微妙な美意識などは日本独特のものであると、韓国の優れた比較文化論者の鋭い審美眼が、日本文化の特質を浮き彫りにする。 商品の目次 はじめに――縄文時代に文化的な統一を形成していた日本 1 伝統と未来をつなぐ自然の技法 自然技術の伝統 備前長船の郷を訪ねて/伝統と未来をつなぐ萩焼の郷/京の和菓子(1)京の和菓子(2)/にぎり寿司職人は粋が勝負/家元と一家相伝の世界/空手という「無限の道」を行く喜び/古典いけばなの様式は美意識を喚起する/仏壇は理想世界への入り口/着物は日本美のトータルコーディネート/日本的ビジネスと人間関係 2 自然と文化が融けあう風景 外来文化受容のベースをなすオリジナリティ 茶陶唐津の面白み/古伊万里――華麗な形姿の躍動する美しさ/有田――朝鮮陶工を神と祀る町の誇り/木曽路を行く(1)/木曽路を行く(2)/温泉の安らぎが呼び覚ます原初の記憶/高野山の宿坊と精進料理/長崎――天然の良港がもたらした異文化 3 見立てられたリアリティ 独特な自然景観と文化複合 伊勢の神宮(1)/伊勢の神宮(2)日本庭園――もう一つの自然の楽しみ/茶席という場の楽しみ(1)/茶席という場の楽しみ(2)/お茶を介しての素敵な出会い/急傾斜地の庭の魅力/ビルの内部の日本庭園 著者プロフィール 呉善花 1956年韓国済州島に生まれる。韓国女子軍隊経験を持つ。1983年来日。大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程、(北米地域研究)を修了。現在、評論家。拓殖大学国際開発学部教授。著書に、『日本の瀬戸際』(日本教文社)、『女帝論』(PHP研究所)、『攘夷の韓国 開国の日本』(文芸春秋、第五回山本七平賞受賞)のほか、『私はいかにして「日本信徒」となったか』『日本が嫌いな日本人へ』(PHP文庫)など多数。 46判 ページ数 250 発売日 2005/01/01 ISBN 9784531063956
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日本語の心 ことばの原風景をたずねて
¥1,572
異なる意味をもつ言葉や行為に、同じ文字を遣うのは偶然なの か? はるか昔、日本人は“言葉”に何を託そうとしたのか―― 日本語に高い精神性を見た著者の感動と驚きの日本語論。 ■著者プロフィール 呉善花 1956年韓国済州島に生まれる。韓国女子軍隊経験を持つ。1983年来日。大東文化大学(英語学専攻)の留学生となる。その後、東京外国語大学大学院修士課程、(北米地域研究)を修了。現在、評論家。拓殖大学国際開発学部教授。著書に、『日本の瀬戸際』(日本教文社)、『女帝論』(PHP研究所)、『攘夷の韓国 開国の日本』(文芸春秋、第五回山本七平賞受賞)のほか、『私はいかにして「日本信徒」となったか』『日本が嫌いな日本人へ』(PHP文庫)など多数。 46判 ページ数 286