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次世代への決断 宗教者が“脱原発”を決めた理由

¥1,676 税込

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地球温暖化、気候変動、放射能汚染の根因は 人類の欲望にある――
次世代のために自然と調和した文明を構築するための道を示す希望の書。

本書は、宗教法人として初めてISO14001を取得し、環境保全活動に力を入れている生長の家の総裁が、東日本大震災にともなう東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、宗教者の立場から原子力発電の問題点を明らかにし、“脱原発”を決めた論考、講演録等をまとめたものです。
著者は、自然界を汚染する放射線や原子炉の技術的な問題、原子力ムラの歪みなど、原発の危険性や弊害を指摘し、さらに現在の気候変動や原発を生んだのは人類の欲望であるとし、今こそ“脱原発”へと踏み出して、欲望を基礎とする現代文明を転換することが、次世代の子や孫のための責任ある決断であると訴えます。
それでは来るべき文明とはいかなるものか。著者は本書のなかで宗教的立場から自然の背後に人間以上の価値を認め、人間だけでなく、自然のすべてのものに愛を行じる生き方や、効率優先の生き方から自然との一体感を深める生き方への転換を促します。
本書は、“脱原発”からすべての生物が共存共栄する“新しい文明”の樹立へと導く人間の心のあり方と生き方を明示する、深い問題提起を含んだ一冊です。

■商品の目次
はしがき 
序 章 人類の欲望が生んだ気候変動と原発
第二章 大震災、原発事故の教訓
1 歓喜への道
2 大震災の意味を問う
3 原発事故から何を学ぶべきか
4 “新しい文明”の構築へ

第三章 自然と共に伸びるために(講演録)
1 万物に感謝する生き方をひろげよう
2 日時計主義は新文明の基礎
3 大震災のメッセージを聴く
4 死もまた教きよ化うげする
5 原子力エネルギーの利用をやめよう

第四章 現代文明転換への視点(講演録)
1 「自然を愛する」ことの本当の意味
2 “めんどくさい”が世界を救う

第五章 自然との大調和と日本の新生を祈る
自然と人間の大調和を観ずる祈り
新生日本の実現に邁進する祈り

■著者プロフィール
谷口雅宣
1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部公法学科卒。米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。産経新聞記者として横浜勤務を経て1990年、生長の家副総裁。2009年、生長の家総裁に就任。著書に『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』『万物調和六章経』『神さまと自然とともにある祈り』『宗教はなぜ都会を離れるか?』『生長の家ってどんな教え?』『次世代への決断』『“森の中”へ行く』(共著)『衝撃から理解へ』『日々の祈り』短編小説集『こんなところに…』『今こそ自然から学ぼう』『太陽はいつも輝いている』『日時計主義とは何か?』(世界聖典普及協会発売)『目覚むる心地』『心でつくる世界』『ちょっと私的に考える』『神を演じる前に』(以上、生長の家刊)、『凡庸の唄』『秘境』『神を演じる人々』(以上、日本教文社刊)、『小閑雑感シリーズ 全20巻』(世界聖典普及協会発売)、翻訳書に『叡知の学校』『もう手足がなくたって』(以上、日本教文社刊)、監修書に『“新しい文明"を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』『“新しい文明"を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』(生長の家刊)など多数がある。ブログ=「唐松模様」を執筆している。

46判/上製
ページ数 400

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