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W・ジェイムズ著作集 7.哲学の諸問題 <オンデマンド版>

¥3,850 税込

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ジェイムズの哲学は体系をなさないのが基本的な特徴といってよい。しかし、思想の体系化に無関心であった訳ではなく、晩年にこの仕事に着手したが、死によって中断された、未完の体系である。(このシリーズのオンデマンド版では元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きくなっています。)

■商品の目次
献辞
はしがき
第1章 哲学と哲学批判
第2章 形而上学の諸問題
第3章 存在の問題
第4章 知覚と概念―概念の役割
第5章 知覚と概念―概念の誤用
第6章 知覚と概念―いくつかの帰結
第7章 一と多
第8章 一と多(続)―長所と欠点
第9章 新しさの問題
第10章 新しさと無限―概念の見地から
第11章 新しさと無限―知覚の見地から
第12章 新しさと因果関係―概念の見地から
第13章 新しさと因果関係―知覚の見地から
補 遺 信仰と信ずる権利

人間の不滅性
 インガーソル講演会設立の趣旨
 第二版序
 人間の不滅性
 原註

訳者あとがき
索引

■原書タイトル
 Some Problems of Philosophy
 Human Immortality, Two Supposed Objections to the Doctrine

■著者プロフィール
・ジェイムズ,W.(ウィリアム)
(1842年1月11日 -1910年8月26日)アメリカを代表する哲学者・心理学者。「心が変われば行動が変わり、習慣、人格、運命、人生が変わる」と主張し、その心の持ち方に注目した考え方は、欧米の知識人だけでなく、日本では西田幾多郎や宮沢賢治等に大きな影響を与えた。『心理学について』や『多元的宇宙』は、ともに彼の代表作。
・上山春平 訳
大正10年生まれ。台湾で生まれ、台北一中、台北高校に学ぶ。昭和18年京都帝国大学文学部哲学科卒。海軍予備学生として海軍に入隊。20年8月の敗戦直前に人間魚雷回天の特攻隊員として出撃した経験を持つ。23年田辺高校教諭、同年愛知第二師範助教授を経て、29年京都大学人文科学研究所助教授、43年教授。57年同所長。59年定年退官、関西外国語大学教授。60年〜平成3年京都国立博物館館長。4〜10年京都市立芸術大学学長。歴史、宗教、日本文化などを幅広く論じ、梅棹忠夫、梅原猛らと「新京都学派」と呼ばれた。6年文化功労者。他の著書に『歴史分析の方法』『弁証法の系譜』『大東亜戦争の意味』『明治維新の分析視点』『歴史と価値』『神々の体系』『仏教思想の遍歴』『埋もれた巨像』『空海』『天皇制の深層』『日本文明史の構想』『日本の国家デザイン−天皇制の創出』などのほか、訳書に『W・ジェイムズ著作集7哲学の諸問題』などがある。平成24年没。

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