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思想の旅路 神なき世紀の悲劇を見つめて

¥1,781 税込

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20世紀とは人類にとっていかなる世紀であったのか。共産主義の悲劇、二度の世界大戦、核拡散、生命の人工管理など“神の心”を知らずして“神の知識”を手にした人類はどこへ行くのか。政治思想史の権威が世紀末に激動の近現代を俯瞰し、鋭く現代文明の問題を衝くと共に、克服への道を示唆する勝田思想の集大成。

■商品の目次
第1章 神不在のヒューマニズム
第2章 忍び寄るニヒリズム
第3章 混迷の国際政治
第4章 混迷の克服のために

■著者プロフィール
勝田吉太郎
昭和3年、名古屋市に生まれる。京都大学法学部卒業。京都大学法学部教授を経て同大学名誉教授。平成5年奈良県立商科大学学長。平成7年より鈴鹿国際大学学長。法学博士。著書は、『近代ロシア政治思想史』を初めとして数十冊を数える。ミネルバ出版刊『勝田吉太郎全集』全8巻がある。小社からは『敗戦後遺症シンドローム』『神なき時代の預言者──ドストエフスキー』『民主主義の幻想』『一つの時代の終わりに』の4冊がある。

46判/上製
ページ数 370
発売日 1998/01/01
ISBN 9784531015207

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